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2026年04月03日

テクニカルサイエンティスト中村晃輔さん、技術専門職員の片岡良美さんが「令和年度 北海道大学職員表彰」を受賞

左から行松泰弘 前 技術支援本部長、寳金清博 北海道大学総長、片岡良美 技術専門職員、中村晃輔 特定上席専門職、佐﨑元 ITeCH 副本部長

ITeCHの技術職員、中村晃輔さん(総合研究基盤連携センター/理学研究院 特定上席専門職(テクニカルサイエンティスト))と片岡良美さん(工学研究院 技術専門職員)が、「令和7年度 北海道大学職員表彰」を受賞しました。
「北海道大学職員表彰」は、職務上顕著な功績等があった方および職務外において職員の模範として表彰に値する善行を行った方を対象とし、選考の末、被表彰者を選出するものです。

中村さんは、分析したいサンプルを均一な厚さ(一般的には30μm)に薄く、凹凸のない試料に調製する「薄片技術」のスペシャリストです。本表彰では、横断的かつ精度の高い技術支援を実現し、全学のニーズを満たすとともに大学の社会貢献と財源の多様化に多大な貢献があったことが評価されました。
片岡さんは、工学系部局におけるeラーニング教材の企画・制作・運用等、ICT活用教育を中心とした幅広い技術支援を行っています。本表彰では、質の高い教材を数多く制作・提供することで、本学のオンライン教育の充実に多大な貢献があったことが評価されました。

表彰式は3月24日(火)、北海道大学事務局において執り行われ、関係者列席のもと、寳金清博 北海道大学総長から賞状とメダルが授与されました。

表彰状を受け取る中村さん
表彰状を受け取る片岡さん
中村さんのコメント

このたびの受賞は、理学研究院 薄片技術室の野村秀彦さん(技術専門職員)、また総合研究基盤連携センター(GFC)「試作ソリューション事業」においてともに取り組んでまいりました武井将志さん(電子科学研究所 技術専門職員)をはじめ、私の想いを受け入れてくださった歴代の理学研究院長ならびに教職員の皆さま、事務・技術職員の皆さま、そしてGFCの皆さまのご支援の賜物です。心より感謝申し上げます。
私は、技術職員にとって、多様な依頼や困難な課題、それらを通じた経験の蓄積、そして何より、人との関わりこそが技術を高める原動力であり、必要不可欠な要素であると信じております。そうした信念のもと、部局の枠を越えた研究支援に微力ながら取り組んでまいりました。その考えが本受賞によって示されたことを、大変ありがたく思います。
受賞に際し、寶金総長より「今回の賞をまずはご自身のモチベーション向上に、そして周りにも良い影響を与えてほしい」とのお言葉を頂戴しました。この言葉を胸に、今後も技術を大学全体の研究基盤として活かす取り組みに努めてまいります。

片岡さんのコメント

このたびは、このような賞を賜り、大変光栄に存じます。本受賞にあたり、あらためて、配置先である工学系教育研究センターの皆さまをはじめ、教材制作等にご協力いただいた皆さま、ならびにこれまでご指導、ご支援を賜りましたすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
これまで、技術職員として勤務しながら、特定の技術にこだわることなく、多角的な視点から状況に応じて柔軟に対応することを大切にしてきました。教育・研究においても技術の高度化やデジタル化が進み、技術職員のあり方があらためて問われるなかで、こうしたジェネラリスト的な実践の積み重ねをご評価いただけたことは、個人としての受賞にとどまらず、多様な技術連携の可能性を後押ししていただいたもののように感じており、大変うれしく、また心強く受け止めております。
この受賞を励みに、ITeCHの一員として、そうした技術連携の取り組みを一層広がりのある形で展開していけるよう、これからも取り組んでまいります。

受賞者と列席者で記念撮影

写真提供:川本真奈美 学術主任専門職(工学系広報室)