ニュース・イベント
2025年10月08日

令和年度 北海道大学技術研究会2025を開催

9月9日(火)、10日(水)に本学学術交流会館において「北海道大学技術研究会2025」を開催しました。

本技術研究会は技術職員の業務や教育・研究支援活動などの発表を通じて技術交流や情報交換を行うことにより、技術職員の技術力並びに資質の向上を図ることを目的としています。

今回は本学教職員のほか、道内国立大学及び道内国立高等専門学校の技術職員を含む131名の参加がありました。
技術連携統括本部 佐﨑副本部長並びに篭橋アドバイザーによる特別講演の後、2日間に渡り20件の口頭発表と14件のポスター発表を行いました。なお、特別講演と口頭発表はオンラインとのハイブリッド開催とすることで、現地での参加が難しい教職員も聴講できる環境を整えました。

ITeCH本部長 網塚浩先生による開会の挨拶

特別講演1 ITeCH副本部長 佐﨑元先生 「北大の技術職員はどう変わろうとしているのか」

特別講演2 ITeCHアドバイザー 篭橋雄二先生 「人も組織も“Happy”となる大学へ 人財の力を伸ばし、活かし、組織の力として成果を生み出すために」

口頭発表と会場の様子

ポスターセッションの様子

 

それぞれの発表では、技術的・専門的な分野の話に加え、技術職員が行っている日常業務や研究に関する工夫や努力を行った話題など、多種多様で興味深い内容が盛り込まれており、現地並びにオンラインの参加者からは多くの質問が寄せられるとともに活発な意見交換が行われました。また、9日の発表後に開催した情報交換会では、他機関を含めて多くの技術職員と教職員が参加したほか、技術研究会終了後の10日午後からは、「機械加工に関する勉強会」、「北海道大学植物園見学」、「情報系交流企画 知る・考える・つながる」、「薬学部生薬体験ワークショップ」、「理学部硝子工室・工学系ワークショップガラス工作室 体験見学」、「理学部 薄片技術室 体験見学」と題した6つのワークショップを開催して、部局・分野を横断した技術交流・情報交換を行いました。(参加者65名)

ワークショップ「北海道大学植物園見学」

 

参加者からは「分野外ではあるが参考になった技術発表があった」、「他大学・高専の技術職員の技術発表に興味が持てた」、「技術研究会を続けてほしい」などの多くの感想が寄せられ、盛況のうちに終了しました。